出典:IPA(独立行政法人情報処理推進機構)情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験

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2027試験再編ガイド
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最終更新
2026年7月9日
目次
何が変わるのか応用情報はどうなる?新試験の全体像試験時間・出題数いま準備できること出典・注記

IPA公表の検討状況(2026年4月28日更新)にもとづく整理。区分名はすべて仮称です。

2027年度 制度再編ガイド

2027年、情報処理技術者試験はこう変わる。
「応用情報は廃止?」の答え合わせ。

最終更新 2026年7月9日

結論からいえば廃止ではなく再編です。応用情報と高度8区分は大きく統合され、 2027年度から「科目A+科目B・CBT多肢選択」の新体系へ移行する方向で検討が進んでいます(現行方式は2026年度まで)。 このページでは、何が変わり・いま何を準備できるのかを、IPAの一次情報にもとづいて整理します。

まず現在地をAI診断(無料)現行の応用情報で対策する

何が変わるのか

① 応用情報+高度8区分 → 3つの新区分に統合

いちばん大きな変化はここ。応用情報技術者と高度8区分(ST・PM・SM・AU・DB・SA・NW・ES)が合体して、「プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)」の3区分(マネジメント/データ・AI/システム)に再編されます。さらに入門〜中級向けにデータマネジメント試験(仮称)が新設されます。

② 「午前・午後」から「科目A+科目B」へ

午前I・午前II・午後(記述・論述)という区分けが無くなり、基本情報と同じ 「科目A(知識)+科目B(技能)」型に統一。プロフェッショナル3区分は科目A-1(共通知識)+科目A-2(専門知識)+科目B(技能)の構成です。

③ 全問CBT・多肢選択に(記述廃止)

記述・論述が中心だった高度区分も、CBT(コンピュータ受験)の多肢選択式へ。 情報処理安全確保支援士も記述式から多肢選択式に変わる方向です(論述の扱いは2028年度以降に継続検討)。

④ 2027年度に順次スタート

IPAの検討状況では、2027年度春頃にITパスポート・基本情報・情報セキュリティマネジメント、2027年度夏〜秋頃にデータマネジメント・プロフェッショナルデジタルスキル・支援士が開始予定。 現行方式は2026年度の実施をもって終了予定です。


応用情報技術者試験はどうなる?

「応用情報 廃止」という言葉が検索されていますが、正確には制度の再編です。応用情報技術者試験で問われてきた知識は、新体系でも 「科目A(共通知識)」の土台として引き継がれる見込みです。

重要なのは次の2点です。

  • 現行方式は2026年度まで実施。いまの出題形式で取得したい人は、今年度中の受験が選択肢になります。
  • 新体系の共通知識は応用情報の午前で先取りできます。学び直しがムダになりにくい領域です。
応用情報の過去問で対策する基礎から学び直す

新試験の全体像(旧区分との対応)

応用情報と高度8区分は「プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)」の3区分に大きく束ねられ、 応用情報で問われてきた共通知識は3区分共通の科目A-1に引き継がれます。 以下はIPAの改定案にもとづく整理で、区分名はすべて仮称です (正式名称・合格基準は未発表。試験時間・出題数は検討中の案が公表されています=下表)。

マネジメント系

プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)

構成元(現行区分)

ITストラテジスト/プロジェクトマネージャ/ITサービスマネージャ/システム監査

戦略・管理・監査の知識を束ねる方向。

データ・AI系

データマネジメント試験(仮称) ほか

構成元(現行区分)

データベーススペシャリスト + AI・データ分析領域(新規)

既存はDB中心。AI・データ活用が新たな主戦場。

システム系

プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)

構成元(現行区分)

システムアーキテクト/ネットワークスペシャリスト/エンベデッドシステムスペシャリスト

設計・ネットワーク・組込みの知識を統合。

※ 新設の「データマネジメント試験(仮称)」は既存の高度区分に構成元がなく、ITパスポート等のデータ系知識からの ステップアップが想定されています。ITパスポート・基本情報からの学習導線づくりが有効です。


新試験の試験時間・出題数(IPA公表・検討中)

IPAの検討状況ページ(2026年4月28日更新)では、各試験の試験時間・出題形式・出題数の案が公表されています。全問必須解答で、いずれも多肢選択式です(今後変更の可能性があります)。

試験区分科目試験時間出題形式出題数
ITパスポート試験
内容変更
—120分多肢選択式(四肢択一)100問
データマネジメント試験(仮称)
新設
科目A120分(A+B合計)多肢選択式(四肢択一)48問
科目B多肢選択式12問
情報セキュリティマネジメント試験
継続
科目A120分(A+B合計)多肢選択式(四肢択一)48問
科目B多肢選択式12問
基本情報技術者試験
継続
科目A90分多肢選択式(四肢択一)60問
科目B100分多肢選択式20問
プロフェッショナルデジタルスキル試験(仮称)※マネジメント/データ・AI/システムの3区分共通
新設
科目A-1(共通知識)90分多肢選択式(四肢択一)60問
科目A-2(専門知識)120分(A-2+B合計)多肢選択式(四肢択一)23問
科目B(技能)多肢選択式12問
情報処理安全確保支援士試験
出題形式・内容変更
科目A-145分多肢選択式(四肢択一)30問
科目A-235分多肢選択式(四肢択一)25問
科目B120分多肢選択式12問

出典:IPA「情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の見直しの検討状況について」(2026年4月28日更新)。 記載は検討中の案であり、今後変更される場合があります。


いま準備できる3ステップ

STEP 1

現在地をAIで診断

登録不要・無料。10問で弱点分野を可視化します。

AI合格診断へ
STEP 2

共通知識の土台を固める

応用情報・基本情報の午前で、科目Aの共通知識を先取り。

過去問演習へ
STEP 3

専門分野を過去問で対策

高度区分の本物の過去問で、専門知識を今から積み上げ。

高度区分へ

本ページは、IPA(情報処理推進機構)が公開する 「情報処理技術者試験及び情報処理安全確保支援士試験の見直しの検討状況について」(2026年4月28日更新)および 「出題範囲等の改定案」にもとづいて整理したものです(2026年7月時点)。

試験時間・出題数は検討中の案として公表済みですが、新試験の正式名称・合格基準は未発表であり、区分名は仮称です。 最新情報は必ずIPA公式をご確認ください。制度の更新は本ページでも随時反映します。